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『元郷氷川神社』は川口市元郷1丁目にあります。高額運賃で知られる「埼玉高速鉄道・元郷駅」が最寄りですが、この辺りは以前は鋳物工場が密集していた場所で駅近くの割には大変判りにくい場所にあります。川口市の神社9社による御朱印巡り『川口九社詣・勾玉巡り』の一社だそうですがそれはさて置きましょう。言うまでもありませんが地名の「元郷」を冠しているのは他の氷川神社との区別でしょう。
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旧社格は村社で室町期に地元の武家により一之宮大宮氷川を勧請し旧元郷村の鎮守となりました。元はさらに荒川近くにあり度々に水害により当地へ移されています。社額に「四ノ宮・氷川大明神」とあるのは大宮から勧請した4社目という事でしょうか?であれば氷川神社グループでも古参の部類になります。氷川神社グループを村社まで行ってしまうと大事なのですが、元郷神社のご祀神はオヤジの「素盞鳴命」と異論はあるでしょうが娘の「市杵島姫命」の珍しい2柱です。宗像三女神の内の「水」を司る「市杵島姫命」は納得ですが「大己貴命」でないところが珍しいと云えます。
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『元郷氷川神社』は『しあわせの宮』と称して子宝成就・子孫繁栄に霊験ありとしています。荒ぶる神の筆頭でもある素盞嗚尊でも娘の市杵島姫命と一緒だと『しあわせの宮』になってしまうのは微笑ましい限りです。という事もあり拝殿前には犬の親子の「子宝いぬ」の像が置かれています。時節柄マスク姿なのが笑えます。安産祈願の犬の日参りは東京都中央区の「水天宮」が有名ですが、こちらでもという事でしょうか(?)
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冒頭にもあったように元郷地区は道の造りが妙で、土地勘さえあれば元郷駅から5分程度で到着します。この辺りは低地のようで荒川の流れが度々変わり治水には苦難連続だったと思われます。Ptは、これがメインの参道でいいのでしょう、住宅地にかろうじて残っていました。この先50mほどに一の鳥居があり社殿となります。
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社殿脇に境内社であろう石碑群と新しめの社殿がありました。案内板によると以前からの境内社を経年劣化により新たに神々ごとの社を纏めて「十二社」と合祀殿とした造ったとあります。
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