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『寶登山神社』の「ほと」は旧字の「寶」ですが「宝」の使用例が多いようです。なんと2011年の外国人向けの「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に1ツ星掲載ですから隅はおけません。秩父古生層で構成された長瀞の岩畳も近く東京からの時間的にも便が良い(!)割には「秩父」は箱根にはどうしても追いつけません(笑)。宝登山神社、秩父神社・三峰神社で「秩父三社」だそうですが、これねぇ(苦笑)。
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創建は景行天皇41年の日本武尊命の東征の折です。伝承では命がデカイ犬の道案内で宝登山を登っていると、運悪く山火事に遭遇。するとデカイ犬の活躍で山火事を消止め無事登頂遥拝できた。ここから「火止山」の名称ができ「宝登山」に繋がっていきます。このデカイ犬は「大山祇神」の神犬であった事で防火守護の為「火産霊神」・「大山祇神」・ 神日本磐余彦尊(神武天皇)の3神を祀ったのが起源とされています。因みにこのデカイ犬が眷属の「大口真神」です。
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社殿の造りは拝殿・幣殿・本殿からなる「権現造り」です。現拝殿は平成21年の鎮座1900年事業で改修されたもので、極彩色の彫刻類が実に見事です。案内板にもあるのですがこの彫刻類は中国故事による物語を表現しているようで恐らくは儒教的教えなのでしょうが、実際は日本での浸透度は低い話ばかりです。
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ご祀神の山を司る神の「大山祇神」と「火産霊神」が祀られています。日本武尊命の伝承で案内役のデカイ犬は大山祇神の眷属ですが、秩父山系を案内したのと同じ犬、「デカイ犬」=「オオカミ」なのでしょうか?それにしても3柱目の祀神は、「神日本磐余彦尊/かんやまいわれひこのみこと」=神武天皇なのですが唐突のような感じがします。
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景行天皇の41年・日本武尊命の東征のおり創建の神社が秩父には多いようです。軽井沢への道すがら秩父の峰々を歩いては神社を創建していますが「日本武尊命は何しに来たんだっ!と突っ込まれてもしょうがありません。秩父地区には日本武尊命を主祀神とする神社はあるのでしょうか?宝登山神社には本殿裏には「日本武尊社」が造られていました。
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神社は裏側が面白いの通り、この位置から見ると「権現造り」の構造が良く判ります。拝殿側は左右の壁や正面側は極彩色の彫刻やらでカラフルになっていますが、本殿側の廻るとすっかり落ち着いた雰囲気になります。
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時間の関係で今回は残念ながら見送りましたが、宝登山には標高453mの山頂までロープウェイがあります。山頂には日本武尊命ゆかりの「奥宮」が鎮座しています。これはぜひ次回に…。それにしてもWebサイトを見ていたら、宝登山神社は金運アップのご利益だそうです、まさか「宝の山」からではないでしょうに(笑)。
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