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秩父を紹介する映像にはよく登場するので見た事があるとは思います。秩父市の聖(ヒジリ)神社は大きな「和同開珎」のモニュメントが置かれていますが「和同開珎神社」ではありません。慶雲5年(708)にこの地区で自然銅が発見されこの銅を鋳造して日本最初とされる流通貨幣「和同開珎」が鋳造、元号も「和銅」と改元されることとなります。
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聖神社の祀神はあろうことか「自然に産出する銅」を主祀神として大和系の金山彦命・国常立尊・天照大神(大日孁貴尊)・神武天皇(神日本磐余彦命)と元明天皇(元明金命)が合祀されています。
「和同開珎」ゆかりの神社ということで金運アップの「銭神様」として人気があるようですが、どう考えても論理的ではありません(苦笑)。
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国道から僅かばかり入った所に神社はあるのですが、意外と小規模な神社です。実際の「銅」の採掘現場は更に奥になりますが道路状況の関係で断念しました。昔々は「和同開珎」が日本最初の政府貨幣と習ってきましたが、現在では「宮本銭」が最初となっているようです。それにしても都から遥々と秩父の山中まで「銅」を探し歩いたものです。採掘にしても露天堀りでは産出量など知れています。
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秩父は第12代景行天皇(在位期間が60年、135歳で崩御)が日本武尊命に命じたの東征時を起源とする神社の数が多い地域です。東征の時代は西暦70-80年頃で秩父で銅鉱脈が発見されるのは700年後となるわけで、今でも山深い秩父地方にそれだけの人達が住み文化を形成していたのは驚きに値します。
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和同開珎モニュメントの映像の印象で大きな神社を想像しますが実際はコンパクトな神社です。
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流石に日本歴史での重要事項の始まりの地ですから「解説板」の充実しています。
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Pt↑)は「和銅露天掘り跡と聖神社」と「聖神社と周辺の文化財」でこれで概要は理解できます。
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神様に「金頼み」という不謹慎な輩には、歴史的概要なんかどうでも良いでしょう…。