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三峯神社、椋神社、寶登山神社と秩父地方の「オオカミ」と所縁のある神社を訪れてきました。今回はもう一社の気になる神社へ行ってきました。埼玉県大里郡寄居町風布(ふっぷ)1969の『釜山神社』です。花園ICから長瀞方面へ向い皆野寄居有料道路を風布ICで降りて県道を進みます。途中に「日本水/やまとみず」との名水がありますが、落葉で路肩が判らない道を注意深く30分も走り続け皆野町と寄居町の境「釜伏峠」に到着です。昔は長瀞~熊谷を結ぶ街道だったようですが道幅は狭く舗装はされていますが、あまり通りたくない(夜間は絶対に)県道です。
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杉の大木に囲まれた木漏れ日を浴びて続く300m程の参道を8組(16頭)のオオカミ達が護っています。釜山神社は標高582mの釜伏山に鎮座、案内板には第9代開花天皇の皇子とか日本武尊云々とありますが、この辺りは神社縁起を大和朝廷と結びつける為の強引技でしょう。ご祀神は『木火土金水の霊神』とありますが、正直どなたなのか判りません。神社が醸し出す雰囲気からは明治38年(1905)に絶滅したとされる日本狼が神格化された「大口真神/おおぐちまかみ」なのかも知れません。日本狼の絶滅から「わずか115年あまり」これ以前の年月は狼と人は巧くやってきたはずです。
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釜伏山は2つの頂上で構成され、全山が「蛇紋岩」でできている山だそうですが、森と落葉に埋もている状態では全く判りません。釜山神社側から山を登り、下り、更に登る事15分ほどに釜山神社奥宮があります。運動不足の身としては辛い道でしたが、奥宮からは長瀞の町や寄居方面が見渡せます。一対の狼像や祠の壁面の施された狼の意匠。この場所から「大口真神/おおぐちまかみ」が人々の暮らしを見守ったのだと思えてきます。残念ながら神社を含め劣化が進んでいます。神社までの公共交通の便はありませんがハイキングコースは整備されているようです(笑)。
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