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埼玉県行田市には、国の特別史跡 「埼玉古墳群は古代東アジア古墳文化の終着点」として世界遺産登録へ推進中の『埼玉(さきたま)古墳群』があります。行田市はテレビドラマの「陸王」や10年ほど前の映画「のぼうの城」で花火的に登場していますが、平成29年には【地域の歴史的魅力や特色を通じ 日本の文化および伝統を語る「ストーリー」を認定する】文化庁の「日本遺産」に登録されている街です。
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「埼玉古墳群」・「忍城」・「足袋蔵まち」・「古代蓮の里」など見どころは多いのですが、各々が離れており移動する路線バス便が超々悪く・自家用車(レンタカー)でなければ一日で廻るのは不可能です。市内には秩父鉄道の行田市駅とJR行田駅があり、ここ「さきたま古墳公園」へのJR行田駅からのバス便は5便(実質3便)しかありません。「観光拠点循環コース」の路線名にはかなりの無理があります。
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Pt↑の「埼玉県立さきたま史跡の博物館」は、昭和44年(1969)に開館した9基の大型古墳群の公園内にある博物館です。以前に行った時は台風で大荒れの日でロクに記憶さえありません。展示は建物の右半分だけですが、本館と将軍山古墳の展示室に別れます。そう広くはない展示品ですが内容はかなり濃いです。
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中央の中空にあるのが展示品の目玉、国宝の稲荷山古墳出土鉄剣の「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」です。1968年於発掘調査で出土したもので、73㎝ほどの剣にはX線調査により両面に115文字の漢字があるのが判明して、当時は一大事件となったようです。館内の写真は条件付き可ですが、剣は窒素ガスを充填したケースに入っており、ピントはケースにきてしまします。
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博物館への途中に「埼玉県名称発祥之碑」が建っています。古墳群の一角の「前玉神社」が発祥の地としての謂れがあるようですが、現実は、県庁所在地は浦和に持っていかれ「さいたま市」ができた事で行田が埼玉発祥と云われても今さら感があります。それより「目指せ世界遺産」ですが、どうにも日本独自のローカル色が強くかなりハードルが高いでしょう。
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行田の街はJR行田駅付近より秩父鉄道・行田市駅付近の方が過去には栄えていたようです。JR行田駅前にはラーメンと居酒屋がかく一件と冗談抜きで何もありません。JR行田駅→古墳公園の観光拠点循環バスは、右廻りが06:40,09:05 ,11:30,14:35,17:05.左廻りが07:55,10:20,13:25:15:55,18:15しかありません。