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専門的な事は良く判りませんが「ホワイト・タイガー」はベンガルトラの白変種で、先天的な遺伝子疾患のアルビノとは違います。太古の氷河期に環境に順応して白くなった体色が遺伝子の奥深くに組み込まれ、氷河期以降も極まれに「白遺伝子」が現れるのが理由で、虎を白く塗って黒縞を書いたのではありません。ベンガルトラとトラの亜種は絶滅危惧種に指定され、特にホワイト・タイガーは保護施設にいる個体が全世界で約250頭あまり、日本では30頭が動物園で飼育されています。
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この園では2013年に4頭の子供達が生まれています。「スカイ」と名付けられた1頭は先天的に「膝蓋骨内方(しつがいこつないほう)脱臼」という障害を持ち世界でも稀有な膝の手術が行われ、その旨が詳しく掲載されています。飼育されているトラ達の血の近い交配により障害を持つ個体が生まれているのかも知れません。人間の都合だけで交配して飼育して公開して人気を得て…。なんか考えてしまいます。
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東武動物公園はやたらと広く総面積は61㌶あり宮代町と白岡市に跨っています。開園は昭和56年(1981)、東武グループの「東武レジャー企画(株)」の経営となっています。伊勢崎線沿線の群馬茨城に近い埼玉ですから61㌶の土地が確保できたのでしょう。2003年より「ハイブリッド・レジャーランド」を掲げているようです。この会社はアーバン・パークライン、スカイツリーラインだのハイブリッド・レジャーランドだのと住民が恥ずかしくて口にしない名称を付けるのが好きです(笑)。 
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1200頭もいるらしい動物達は圧倒的に「ヒラ社員」で、ホワイト・タイガーが「部長クラス」、それ以上の大物は不在です。この辺りが「動物園」ではなく「動物公園」の理由なのでしょう。遊園地の方が施設としては充実していて、未就学児童のいるファミリー層や中・高校生の健全デート向きといった感じです。そういえばこの日は期末試験明けの群馬や茨城あたりの高校生が目立ちました。
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