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久喜市周辺には数社の鷲宮神社があり、他社との区別の為「武蔵国鷲宮神社」と称し社標もその記載になっています。「関東最古の大社」や「お酉様の本社」と云われ、御祀神には天照大御神と須佐之男命の直系で稲穂、養蚕、木綿等の農業神として信仰される天穂日命(あめのほひ)とその子供の建比良鳥命(たけひらとりのみこと)と合祀神が9柱。さらに大己貴命(大国主命)が「神崎神社」に祀られています。
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この地に来た出雲族が大国主を祀り後に日本武尊が
天穂日命と建比良鳥命を祀ったとありますが「延喜式神名帳」などにも記載がない為、創建の異説もあるなど”ややこしい”所もあるようです。この神社には”なんで?”という所が結構あるのですが…。上のPtでテント右の建物が拝殿です。玉垣で見えませんが奥が二つの本殿です。鰹木の数が少ないのが大国主を祀る「神崎神社」で、多いのが「鷲宮神社」です。高天原系と出雲系は一緒ではないという事です。
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拝殿・本殿と向かい合う「神楽殿」です。ここでの神楽は「鷲宮催馬楽神楽(わしのみやさいばらかぐら)もしくは「土師一流(はじいちりゅう)催馬楽神楽」とも呼ばれ、昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。神楽では『古事記』や『日本書紀』などの神話を題材としており、鷲宮神社の神楽は関東神楽の源流であると言われるようです。
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拝殿からは「神崎神社」と「鷲宮神社」の2社をお参りする事になります。拝殿には「社額」がありません。さらにはこの二社は南向きになっています。地形的には平坦地で河川がある訳でもなく敢えて南向きな理由が良く判りません。参道の神木は大丈夫なのかと思う位に剪定されています。
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一世風靡した「らき☆すた」の名残り(?)です。風化して脱色した絵馬は凋落を表現しているようです。漏れ聞いた話なので確証はありませんが、神社と氏子の関係が宜しくないようです。勘ぐってみれば、2018年に倒壊した鳥居の再建が未完なのはそんな理由があるのかも知れません。
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古社だけあって神域には姫宮神社・八幡神社・鹿島神社・稲荷社・神明神社・粟島神社・諏訪神社・八坂神社・久伊豆神社・御池社があります。御池社は龍神が住む伝承の光天之池にありこのあたりに縄文人の集落があったようです。鷲宮神社は神社名や祀神の変遷が多彩で知らない神名が次々と登場します。
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12月の寒い日だったので、恐らく埼玉一の高温の温泉「百観音温泉」に寄って来ました。神社からだとやや便が悪く伊勢崎線鷲宮⇒(1駅)⇒久喜(乗換え1駅)⇒JR東鷲宮⇒徒歩5分となるのでTAXI(¥1100)で移動です。平日の割には大層な混みようで密状態した。冬場の46.6℃の温泉は夏場に比べて苦にはならないのですが流石に…(笑)。