1961年に結成のビーチ・ボーイズが2021年で60周年だそうです。バンド名こそ有名ですが日本で馬鹿当たりした事はなく、昔からのコアなファンは高齢化というのが現状です。Pt↑)の紙ジャケは2021.01再発の「テン・イヤーズ・オブ・ハーモーニー」です。60周年の一環なのかブラザー・カリブ(1970-80年)時代のベスト盤です。ブラザーレコードのロゴと飾り文字で「Ten Years of Harmony」、彼らのベスト盤には秀逸なタイトルが多くこの作品はタイトルも内容もお気に入りです。上右は初CD化の1981年のAustria盤と左1991年の再発US盤、再発時には差替え曲が多く1981年盤が処分できません。紙ジャケ再発はどちらなのでしょう(苦笑)。最初のCD化が40年前となると20歳ファンなら今は60歳。懐かしさで購入するファンがどれだけいるでしょうか?。それも¥4180と馬鹿げた(因みにポイントでタダ入手)価格で(笑)。下左は2001年の「Brother Years」ベスト盤の22曲の方です。20曲・22曲とも廃盤の模様です。
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2013年に【バンド結成50周年企画】として発売された「メイド・イン・カリフォルニァ」の6CD BOXです。Capitolからの発売なので初出・テイク違い・ステレオorモノ等が多数。良い事ばかりかというとそうでもありません(笑)。ビーチ・ボーイズのベスト盤にはヒット曲を時系列に並べたCDと同じ時系列でも未発表・テイク違いをちりばめたCDがあります。未発表&別テイクの曲数だったら世界一のバンドでしょうからお宝音源は豊富です。
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6CD Boxのサブタイトル「カリフォルニア・フィーリング」は、針音だらけのブート「California Feelin'」で最初に聞いた1970年代のブライアンの作品です。こんな曲が未発表とは首を傾げてしまいます。上右がそのブートで6CD Boxテイクと同じです。2012年にブライアンが自ら選曲したベスト盤で「カリフォルニア・フィーリング」を再演していますが【ニューヨークがどうタラの追加歌詞は好きではありません】。2012年のアル・ジャーディンのピアノだけの伴奏の方がよろしいかと…。Utubeにあるビーチ・ボーイズ版のプロモがあり、これはGoodです。
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2012 年の50周年では人間関係のゴタゴタを超え、初期メンバーのデビット・マークスまで登場して再結成ツアーが行われました。ライブ映像でのカールとデニスの曲での映像とコーラスとのシンクロは印象的です。オフィシャル盤は41曲、2012.09.28のロンドン公演は55曲です(笑)。こうしてみると「50周年」はお祭り騒ぎだったようです。ビーチ・ボーイズ+ブライアンでの新作『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ』までが発表されるとは、なんという事でしょう(1)。
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ビーチ・ボーイズの特徴的なファルセットのコーラスは年配の洋楽ファンなら懐かしいでしょう。1966年の『Pet Sounds』は日本では過剰なまでに神格化され、彼らの頂点とも云われます。実際は稀代の天才音楽家ブライアン・ウィルソンが破滅に向かう前兆なのですが…。30年の歳月が過ぎた1996年に【Pet Sounds 30周年】として登場したのが4CDの『The Pet Sounds Sessions』です。製作の過程がここまで裸にされると「なんなんだこいつら」と思います。皮肉なもので以降バンド人気の凋落が始まるのですが、Beatlesの東京公演の年にこれですからねぇ(笑)。
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2019年に某店舗でなんと¥580で購入した『The Pet Sounds Sessions』のブートです。正規盤の発売がグループ内のゴタゴタで1年延期となりその見本盤から造られたようです。ジャケはかなり精巧に作られていても盤はブートそのものです。Mixが多少違うとの情報もありますが判りません。現行の『Pet Sounds』は帯違いやらなんやらとんでもない種類が存在しますがリマスター違いはほんの数種類です。
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1993年の【30周年記念】に登場した『GoodVibration:Thirty Yeares Of The BeachBoys』です。お祝い企画ですからレーベルを超えての140曲を超える収録で、別テイクも山盛で、内容は50周年記念より濃いと思います。日本盤は所有していませんがPTのイギリス盤はCD4枚にレアトラック集+オマケの実質6CDとなっていて腹イッパイです。
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日本では1990年頃にCD化された『ビーチ・ボーイズ・ボックス/The Capitol Years』です。Boxのデザインから察するとビートルズの『リバプール・ボックス』を模しての英国版LP Boxがネタのようです。日本盤は当時としては超貴重な「ブライアン・ウィルソン・プロダクションズ」を含む(後に単独発売)7CDセットでした。Ptは7CDから『ブライアン~』を外して押し込めるだけ押し込んだオーストラリア盤の4CD BOXです。今となってはレア曲は皆無ですが、面白い事にはCDの盤面に【TOSHIBA EMI】と書かれています。
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2013年に【バンド結成50周年企画】として発売された「メイド・イン・カリフォルニァ」の6CD BOXです。Capitolからの発売なので初出・テイク違い・ステレオorモノ等が多数。良い事ばかりかというとそうでもありません(笑)。ビーチ・ボーイズのベスト盤にはヒット曲を時系列に並べたCDと同じ時系列でも未発表・テイク違いをちりばめたCDがあります。未発表&別テイクの曲数だったら世界一のバンドでしょうからお宝音源は豊富です。
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6CD Boxのサブタイトル「カリフォルニア・フィーリング」は、針音だらけのブート「California Feelin'」で最初に聞いた1970年代のブライアンの作品です。こんな曲が未発表とは首を傾げてしまいます。上右がそのブートで6CD Boxテイクと同じです。2012年にブライアンが自ら選曲したベスト盤で「カリフォルニア・フィーリング」を再演していますが【ニューヨークがどうタラの追加歌詞は好きではありません】。2012年のアル・ジャーディンのピアノだけの伴奏の方がよろしいかと…。Utubeにあるビーチ・ボーイズ版のプロモがあり、これはGoodです。
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2012 年の50周年では人間関係のゴタゴタを超え、初期メンバーのデビット・マークスまで登場して再結成ツアーが行われました。ライブ映像でのカールとデニスの曲での映像とコーラスとのシンクロは印象的です。オフィシャル盤は41曲、2012.09.28のロンドン公演は55曲です(笑)。こうしてみると「50周年」はお祭り騒ぎだったようです。ビーチ・ボーイズ+ブライアンでの新作『ゴッド・メイド・ザ・ラジオ』までが発表されるとは、なんという事でしょう(1)。
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ビーチ・ボーイズの特徴的なファルセットのコーラスは年配の洋楽ファンなら懐かしいでしょう。1966年の『Pet Sounds』は日本では過剰なまでに神格化され、彼らの頂点とも云われます。実際は稀代の天才音楽家ブライアン・ウィルソンが破滅に向かう前兆なのですが…。30年の歳月が過ぎた1996年に【Pet Sounds 30周年】として登場したのが4CDの『The Pet Sounds Sessions』です。製作の過程がここまで裸にされると「なんなんだこいつら」と思います。皮肉なもので以降バンド人気の凋落が始まるのですが、Beatlesの東京公演の年にこれですからねぇ(笑)。
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2019年に某店舗でなんと¥580で購入した『The Pet Sounds Sessions』のブートです。正規盤の発売がグループ内のゴタゴタで1年延期となりその見本盤から造られたようです。ジャケはかなり精巧に作られていても盤はブートそのものです。Mixが多少違うとの情報もありますが判りません。現行の『Pet Sounds』は帯違いやらなんやらとんでもない種類が存在しますがリマスター違いはほんの数種類です。
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1993年の【30周年記念】に登場した『GoodVibration:Thirty Yeares Of The BeachBoys』です。お祝い企画ですからレーベルを超えての140曲を超える収録で、別テイクも山盛で、内容は50周年記念より濃いと思います。日本盤は所有していませんがPTのイギリス盤はCD4枚にレアトラック集+オマケの実質6CDとなっていて腹イッパイです。
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日本では1990年頃にCD化された『ビーチ・ボーイズ・ボックス/The Capitol Years』です。Boxのデザインから察するとビートルズの『リバプール・ボックス』を模しての英国版LP Boxがネタのようです。日本盤は当時としては超貴重な「ブライアン・ウィルソン・プロダクションズ」を含む(後に単独発売)7CDセットでした。Ptは7CDから『ブライアン~』を外して押し込めるだけ押し込んだオーストラリア盤の4CD BOXです。今となってはレア曲は皆無ですが、面白い事にはCDの盤面に【TOSHIBA EMI】と書かれています。