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最近はCOLUMBIAレーベルのBox setを見かけません。ヤフオクや中古CDショップを駆使するより効率的で価格も(恐らく)安くつきダブリは覚悟で購入です。今回は【サンタナ】。1969年のデビュー以来グループ・ソロ・ベスト盤など多くの作品があるのですが、格安Box 1には頭の3作、サンタナ(1969) ・天の守護神(1970)・サンタナIII(1971)はなし。キャラバンサライ(1972)からアミーゴ(1976)の5作入りで、何故かフェスティバル(1976)がありません。Box 2ではムーン・フラワー(1977)とビヨンド・アピアランス(1985)が欠けて、太陽の秘宝(1978)からフリーダム(1987)までの5作が収録です。欠落は”売れた”作品なんでしょうかねぇ?
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ご本人はバンド活動とは別にソロ・プロジェクトとして、バディ・マイルス、ジョン・マフラクリン、コルトレーンの奥さん等との共演盤を発表しています。Box 3ではソロ・プロジェクトからの掲示(1974)、ワンネス(1979)、スイング・オブ・デイライト(1980)の3作入りです。何故この3作?の疑問は残ります。異論もあるでしょうが、長いキャリアで忘れた頃に2塁打を打つ程度のオッサンで、救いはややまっとうなライブ盤が数点あるくらいです。それでも日本公演の「ロータス」では再発で数曲が増えていますがレオン・トーマス(Vo)の馬鹿げた”オヨヨヨ”の追加は無理でしょう(笑)。ドラム・ソロのタイトルが「京都」とは時代とはいえ呆れた感性です。
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これ珍しく”当たり”です。1960年代後半のアメリカのポップ・グループの【ヤング・ラスカルズ⇒ラスカルズ】のBoxです。Boxにはヤング・ラスカルズ(1966)、コレクションズ(1967)、グルービン(1967)、ワンス・アポンナ・ドリーム(1968)、/>フリーダム・スイート(1969)と、Best盤を飛ばしてのラスカルズの詰め合わせです。活動期間は1965~1972年とビートルズやビーチ・ボーイズ、ストーンズが上り調子の時期です。流石に知らなかったのはアトランティク・レコード(黒人音楽レーベル)の。ゼップやイエスより先の白人バンドの契約第一号だそうです
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1966年。『ザ・モンキ-ズ』の登場はテレビ番組と楽曲販売を連動させて人気バンドをでっち上げるという「メディア・ミックス」のはしりといってもいいでしょう。ろくに楽器もできない連中が日本も含む世界ツアーをやってしまうのですから大したものでした。とはいうものの楽曲の提供は一流の連中で固めて、デビュー曲「恋の終列車」の印象的なイントロのギターはベンチャーズの故ジェリー・マギーなのは有名なお話です。Pt↑)はRHINOレーベルからの5枚組のBoxです。小ぶりなBoxと紙ジャケの造りはかなりショボイです。彼らの1~5作目までの絶頂期のオリジナル盤で以降は人気は急落していきます。それでも良質なアメリカン・ポップです。
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1985年「魔法を信じるかい?」でそこそこのヒット曲をだした【The Lovin' Spoonful】はジャン・セバスチャンとザル・ヤノフスキーを中心にニューヨークで出身の俗にいう花火的に活躍したフォーク・ロックバンドです。このBox Setには01.Do You Believe in Magic(1965))・02. Daydream(1966)・03.Hums of the Lovin' Spoonful(1966)・04.Everything Playing(1967) ・05.Revelation: Revolution '69が収録されていてグループとして発表した全作品のようです。彼ら名義の「ホワッツ・シェイキン」というコンピ盤には ポール・バタフィールド・ブルース・バンド、アル・クーパー、エリック・クラプトン&パワーハウス等、経緯不明ですが収録されています
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【ビリー・ジョエル】です。BOX1は「コールド・スプリング・ハーバー」・「ソングス・イン・ジ・アティック」・「グラス・ハウス」・「ナイロン・カーテン」・「ライヴ・イン・U.S.S.R.」の5枚組。 BOX2は「ストリートライフ・セレナーデ」・「ニューヨーク物語」・「ニューヨーク52番街」・「ストーム・フロント」・「ファンタジー&デリュージョン」の5枚組です。大事なことは「ピアノマン」&「ストレンジャー」はありません!。大量にプレスして売れ残ったCDを箱に詰めたという感じなのでしょうかねぇ(苦笑)。