210329_06
行った事はなかったのですが、熊谷堤の桜並木は埼玉県内ではかなり有名です。JR熊谷駅からもほど近く、この日は風も無く穏やかで例年なら桜の木で花見の宴で盛り上がった事でしょう。それでもいるんですねぇ、知るか馬鹿野郎的な方々が(苦笑)。このグループだけが菜の花咲く斜面にシートを広げて密になって飲食に励むおばちゃん達です。
・・・・・・・・・・・・・・
210329_03
熊谷桜堤は市内を流れる荒川の左岸に荒川橋から下流に約2㎞続く観光名所として知られています。JR熊谷駅南口から7分も歩けば、約500本見当のソメイヨシノが植えられていて、桜のピンク色と菜の花の黄色、さらに荒川越しに見える秩父の山々のコントラストが見事です。この堤は例年なら市民マラソン大会や花火大会の会場ともなっているようです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
210329_04
1580年頃の江戸時代に現在と別の位置にあった堤に桜が植えられたのが始まりで、明治時代に桜は枯れてしまうものの明治43年ごろには植樹により復活、大正年間には内務省から「名勝」の指定を受け、東京からの「花見列車」まで運行されたようです。昭和27年からの荒川堤改修工事により現在の桜堤が築かれ平成2年には「日本のさくら名所100選」に選ばれています。
・・・・・・・・・・
210329_05
JR改札を出て左、秩父鉄道改札口前のモスバーガーや満州餃子の並びに「熊谷うどん 熊たまや」があります。間口が狭い店ですが珍しい券売機とメニュー看板です。コシの強い麺で、立食い店系や讃岐系とも違ったうどんです。熊谷市は埼玉県有数の小麦の産地で、熊谷うどんは町おこしの一環となっているそうです。