旅の案内人・リターンズ

「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…

葛飾区

柴又帝釈天…弐

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葛飾柴又は港区からだと電車の便も道路事情もよろしくありません。川向こうは千葉県ですから(苦笑)。さて「柴又帝釈天」。日蓮宗寺院で経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)が正式名です。「帝釈天で産湯~」は柴又七福神の「帝釈天=毘沙門天」によりますが、帝釈天(仏教の守護神)と毘沙門天は起源が異ります。最初にくぐる「二天門」は明治29年の完成で、屋根には唐破風と千鳥破風。門の左右には増長天と広目天を安置しています。二天門正面が「帝釈堂」です。内殿(大正元年/1915)は入母屋造瓦葺で、拝殿は(昭和4年/1929)の完成とあります。帝釈堂の外壁面に大正から昭和期に制作された上部に十二支と天人や千羽鶴。下部には花鳥および亀の浮彫りされた法華経説話の彫刻が10面あります。
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帝釈堂の裏手が「大客殿」、昭和4年(1929)完成の入母屋造瓦葺、平屋建ての左右に細長い建築です。庭園邃渓園(すいけいえん)は向島の高名な造園師永井楽山翁によって昭和40年に完成されたものだそうです。因みに帝釈堂の彫刻ギャラリーと大客殿、邃渓園の回廊は¥400/大人で見られます。
帝釈天の裏手が有名な「矢切の渡し」です。対岸には何もないのですが、ご覧の様な増水で…。あれから20年。いつまで寅さんにぶる下がる気なのでしょうか?最たるモノの象徴が「寅さん記念館」です。
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柴又帝釈天…壱

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葛飾区・柴又となれば『男はつらいよ』=寅さんシリーズと来ますね。1995年の第48作・男はつらいよ・寅次郎紅の花が最終作品(1997年の編集作品を除く)となるそうです。最終作の公開から21年、渥美清没後20年という事になっても、映画の再上映、TV放送、DVD等々で一度は見たことのある日本映画でしょう。その伝承が20年を経てもこの街には息づいています。柴又駅前からしてこれ(Pt↑)です。これから旅に出ようとする寅さん。なんでも寅さん像の目線の先に妹(さくら)の像が予定とか…。なんと言ったら良いモノやら。京成柴又駅から帝釈天まで200mほどの帝釈天参道には団子やら川魚料理店やら土産屋が軒を連ねます。平日の午前中なのでまだ観光客もそう多くはありません。看板猫風のねこ様も呑気にしています。
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亀有・香取神社

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葛飾区亀有の『亀有香取神社』です。ご祀神は経津主大神(たけみかづちのおおかみ)。相殿に武甕槌大神(たけみづちのおおかみ)、岐大神(くなどのおおかみ)が祀られています。経津主大神と武甕槌大神は闘いの神とされ「何事にも打ち勝つ勝負、開運厄除の神様」「スポーツ振興の神様」として、相殿の岐大神は「足腰健健康の神様」として崇敬されています。鎌倉時代の建治2年(1276)、下総国葛西御厨亀無村の香取大神宮の神領地に創建、村の鎮守とされています。旧亀無(亀梨)村が亀有に変わったのかは定かではないのですが、珍しい事には地名の「亀有」にちなんだのか鳥居前に「亀像」が置かれています。これも「神使」なのでしょうか?
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亀有と言えば話題の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台です。神域に両さんの銅像まであるので、神社も度々登場したことでしょう。40年の連載ともなれば亀有の街も様変わりして変わらないのは神社くらいかも知れません。駅前も「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で盛り上がっているようです。カラフルな銅像まで造られ、駅には連載終了感謝の横断幕まで…。
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葛飾水元公園の紅葉

mizumoto葛飾区・水元公園の紅葉です。今年の夏は暑かったせいか、都内の紅葉はどこも色あいが良くないような気がします。まぁ都内は暖かい所ですから鮮やかな紅葉を望むのは無理がありますが。
この雑木林の奥の方角にバードサンクチュアリー野鳥観察舎があります。この日も10数名のグループが観察を終えて賑やかに戻ってきました。”東京にもこんな場所が‥””落葉する季節は鳥が観察しやすい‥”そうでしょうなぁ(笑)他人様の趣味をとやかく言うつもりはサラサラありませんが‥。初心者とガイドさんご一行が鳥も驚いて逃げ出すような大人数で、ガヤガヤと観察するものなのでしょうか?丹沢の山奥なら熊・猪と間違えられないよう派手な服装もわかりますが、手には最高級一眼デジカメを持って‥なんだか異様な雰囲気です。「野鳥の観察」というのはお金がかかる趣味なんですねぇ?それも活動が活発な早朝と夕暮ではなく日中で大人数で一体鳥の何を観察するというのでしょうか?
と、口々に悪態をついて”鴨などは見るより、食べてしまえ!”とばかりに高砂の焼き鳥屋を目指す我々ご一行でした‥。




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