旅の案内人・リターンズ

「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…

ブートCDの軌跡

ブートCDの裏通り・61-1

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1969年1月30日。ロンドンのアップル自社ビルの屋上でのライブが結果としてBetarleの最後のライブとなり、後年に公開された映画「Let It Be」でのハイライトシーンとなっていました。ライブから50年(!)が過ぎ、情報では映画「Let It Be」のリメイク作業が進行中のようです。を「記念」してってことではないでしょうが屋上ライブの「The Roof Top Concert」出来の良い作品が登場してきました。今回は昨年の某店舗の¥1000(ジャケが数種類あるやつ)をお気軽に購入したので、さしたる進化はないと判断で見送予定だっのですが、店舗で試聴するとイヤハヤの内容、即刻購入となりました(笑)。
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元々がレコード用のマルチ・トラックではなく映画撮影時のモノラル音源なので進化にも限度があるハズなのですが、50年の月日で技術の進みはたいしたもの様です。さっそくながらあちこちの段ボールからコレクション数種類を探してきました。Pt↑左がYellowDog(YD015)で20曲中ルーフ・トップの演奏は9曲。続いて2枚組(YD072)ではフィルム音源が水増し的に詰め込まれ曲が増えています。さらなるMasterdisc版(MDCD004)では9曲となるものの、単体での発売とGlyn Johns 1とのセットとい商売上手ものもありました。聞き比べるまでもなく今般の技術で丁寧に作られています。TSP盤などとは比較になりません。TSP盤が登場した時はそれなりの驚きがあったものですが、現在なら単に”音悪!”で終わりです。オマケ的なDVDRも色合いが格段に良くなりオマケには過ぎたるブツですが、この「The Roof Top Concert」は”完売”だそうで、そちらの方が信じられません。 Pt↓)は購入時のギフトCDRです。「Get Back」関連は次回ということで。
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ブートCDの裏通り・60

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加齢と共に集中力が続かなくなり映像DVDはモチロンの事、CD1枚もキツクなったのですが年末年始は溜りに溜まったヤツをここぞとばかりに聴きまくっておりました。昔々にこの世界に足を踏み入れたころは「スタジアムの外を通りかかったら漏れ聞こえるピンク・フロイド」やら「何がアウトテイクだっ、BBCじゃないかのビートルズ」やらに散々騙されてきたものです。それがまぁ何と云う事でしょう!。2018年12月に発売されたポール爺さんの日本公演の【Original IN-EAR Monitor Recordingなるシリーズ(?)】がエット驚く仕上がりになっていました。最初に登場したのが2018.10.30の東京ドーム・サウンドチェックだったようで、これからして驚きの音源です。
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Ear-Monitor音源ってのはバンドメンバーやPA卓間を飛びかっている無線を傍受したライブ感に乏しい音源の事です。Pt↑)某メーカーの2006年のStonesが最初くらいでしょうか。この時代はかなり貧相な音で正直まともに聴いた記憶がありません。時代は過ぎて2018年、隠密録音はここまで来てしまったようです。特にこのシリーズに「両国国技館」は、正直「これマズイでしょう」のレベルです。

ブートCDの裏通り・59

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記憶では寒い季節だったと思います(1969.1月でした)。「Beatlesの新作が出るって、2枚組だって」と僅かな情報を聞いて当時の高校生はこずかいを倹約&倹約、昼食まで抜いて備えました。¥4000だったかなぁ!。当時の高校生にはとんでもない金額です。真白なジャケット、リンゴのレーベル、赤いレコード。ジェット機が離陸してくる1曲目。学校の音楽室で大音響でかけて怒られたのは…(苦笑)。それから50年も過ぎたのですねぇ。日本盤LP→英国ステレオ&モノ→US盤→日本盤CD→2009年盤&モノCDと買い続け、ブートの世界も追いかけて集めてきました。細かいことを抜きなら中身はたいして変わらないのですが、見かけると買ってしまう。条件反射のようです(笑)
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なんですかこの「50周年記念盤」の高額なこと!。アマゾンで日本盤の6SHMCD+BlurayCDで¥17112(!)。3SHMCDで¥3888と1枚単価が¥2852と¥1296円。6枚組の1~3と3枚組の1~3が同じなら6枚組の4~6+BlurayCDで¥13224(17112-3888)という計算になります。なんなんでしょうねぇこの価格設定は(笑)。「そうかBeatlesの新作か」で¥17112はかなり冒険ですし「イーシャ・デモ」だけならWebで¥1000で売っています。CDの販売元は「ユニバーサル・ミュジック合」なる会社が担当していますが「売らんかな」のドロボウ商売ばかりでブート業者の方がまだ良心的です。新作は現代的というなら現代的ですが、音の分離がより明確となってギターのオブリなどよく聞こえます。分離を良くしてベースの音圧をあげるなど、DTMを駆使すればこの程度はできますが、公式という『印籠』を持っている奴はやはり強いですねっ。早い話が単に「公式海賊版」としか思えません。50年前の音源をリミックスする必要があるのでしょうか? Beatlesに関しては100人のファンには100通りの記憶があります。高校時代の冬、寒い音楽室で聞いた”あの楽曲”以上の驚きと感激は二度とないでしょう。それでも購入する我身が情けない! 
Pt↑)探せばまだあるのですが、まぁいろいろとありました。

ブートCDの裏通り・57

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Pt↑)はThe Allman Brothers Bandの「Live At Ludlow Garage 1970」・1970.4.4.Cincinnat.Ohio公演のTSPのブートとPoly Gramからのオフィシャル盤です。TSPの発売はかれこれ30年前だったと記憶しています。ジャケ写には1970年のライブにいる訳のないメンバーが堂々と写っていたりがいかにもブートです。数年を経てPoly Gramオフィシャル盤が発売だったのですが、音はブート並みですがTSP盤にはオフィシャル盤で欠落した”Erizabeth Reed”が収録されていて、この1曲がTSPを処分できなかった理由です。フィルモア(1971.03)の1年前のライブで、曲の構成は荒っぽいながらも出来上がっています。フィルモアより長尺の45分に及ぶ”Mountain Jam”は20歳そこそこのガキ達の演奏とはとても思えません。例のMook本を読んでいたら・(資料としてはよろしいのですが校正がいい加減なのが目立ちます)・なんとIdlewild SauthのDx盤でLudlow Garage が再発されているではないですか(!)。Riz Reedが追加収録され音も格段(時代を考えれば)に良くなっています。ここでのMountain Jam/45分はヘビロテになりそうです(笑)。
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ブートCDの裏通り・56

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最近なってまたBeatles関連ブツが発表されているようです。現役で聴いてきた世代からすると孫の代になっているのですからたいしたもんです(笑)。Pt↑)はオリジナルは1965.12月(英国)発売の「Rubber Soul」の関連Bootです。当時の英国LPはMonoとStereo盤が発売され、ジャケ写が同じで中身が違うUS盤まで存在して(このあたりは後年知ります)日本発売ではStereo盤のみ。これらが後年のBootのネタとなっています。上左)は「Another Tracks Of Rubber Soul/Sweet Zapple」。Mono盤を中心としてレア音源で固めています。上中と右)がDr.EbbettのUK.StereoとUK.Mono。このDr.Ebbett・Stereo盤が1960年代に聴いていた音で今でもスンナリ聴けます。下左)がMobile盤.UK.StereoLPのコピー。下中)は最近登場したBootでチャンネル・バランスに大きく加えられています。下右)がギフトで貰えるUS盤Rubber Soulの8トラック音源、よくまぁこんなものを・・。
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当時の英国Stereo盤「Rubber Soul」では左に楽器類、右に歌というStereoでありながら中央に音がないという不思議なミックスになっていました(Mono盤は異なります)。CD化に際して左右の楽器を中央に寄せる作業をし、Remaster盤でさらに中央へ。さらに現行器材で中央に寄せたのが最新Boot盤となっています(Dr.Ebbett・Stereo盤は中ヌケ盤)。当時のLPの価格が¥1800位と子供のこずかいではとんでもなく高価でした。「Rubber Soul」は大好きな作品でもあり、いつのまにやらこんな状態になっていました。Pt欠落しているCDやLPを加えるとさらに10枚程度はあるのでしょうが、バカですねぇ(苦笑)。上左)現行のSHM盤CD。上中)Mono Boxの実は貴重なCD。2006年のCapitol盤。下左)1988年の¥3200日本盤。US Capito BoxのCD。あらあら・・(笑)。

ブートCDの裏通り・53

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2017年5月オールマン兄弟の一人、グレッグ・オールマン死去。最強のライブバンドもこれで終焉かも知れません。若い方達には時代遅れ感の”ジャムバンド”は興味ないでしょうが、オールマンズは2003年にデレク・トラックスが加入した「ヒッティン・ザ・ノート」以降のスタジオ新作は発表されていません。それでもコンサートを録音して自らのWebサイトでの販売や怪しいレコード会社から続々とFM音源CDが発表されてきました。つまりはブート盤の必要性が少ないライブ・バンドなのです。50年に及ぶオールマンズの歴史でバンドとしては2回、グレッグのソロで1回の来日公演しかしていません。なんと最近、1991年中野サンプラザと1992年新宿厚生年金会館の来日公演が登場したのです。オールマンズ日本公演(!)。それだけで感涙ものです。正月そうそうの御用始の日に後輩から「人見講堂のオールマンズ行きます?」と声をかけられ「オールマンズが昭和女子大で?」と大笑いした記憶があります。2度目の再結成をしたばかりのオールマンズのGは、レスポールが小さく見える巨漢のウォーレン・ヘインズ。度肝を抜くスライド・ギターとバンドを支配するハモンドB3。年月を経てまさか登場するとは・・ただただ感激です。
Pt↑)1991年の中野サンプラザ(上左)と1992年の新宿厚生年金(上右)。1992年のBeacon NYCです。
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Pt↑)はオールマンズのWebサイトから購入の2009年3月19.日と20日のBeacon Theatreです。流石に全日程は無理なのでECがゲストの日のみ購入しました。両日ともDisc3にECが登場のドミノス大会とAllmansがLaylaを演奏、ドミノス大会はとんでもない演奏です。「恋は悲しきもの」。イントロ&オブリがデレク・トラックス(指弾)、最初のソロがEC、次がウォーレン・ヘインズ(335)。むきになって弾きまくるECは微笑ましい限りです(笑)。

ブートCDの裏通り・52

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ありそうでないのがThe Venturesのブートです。バンド歴も長く、毎年のように来日公演をして、ジェリー・マギーとノッキー・エドワーズの名人芸が炸裂、有名なギターリストが多くが影響をうけている割にはそれを隠していたいという方達です。Pt↑)は某黒と赤の店で購入した6枚組のCDR。1987年と1989年のカリフォルニア・サンタクルーズでのライブです。3公演ともリード・ギターは”ジェリー・マギー”なのでジャケ写とは違っています。何故か赤と黒の店では中古扱いになっていました。そりゃそうでしょう(笑)。元々のThe Venturesは例えば来日公演時などでは、その都度リード・ギターを雇うという形式らしく一般的なバンド編成と事情が違います。カントリーをベースとした”ノッキー”とブルースぽい”ジェリー”で好みが分れます。
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The Venturesは多くの来日公演のライブ盤を残していますが、とりわけ珍しいのがPt↑)のMel Taylor & The DymamicsのLive In Japan '73でしょう。ドラムがMel Taylor=息子が現Ventures。ギター=Gerry Mcgee。オルガンはJohn Durril(1969-1972までVentures)。リズム・ギターがBob Spalding=現Ventures。なんのことはない「Ventures Ⅱ」といった感じです。1973年には本家と元祖の2組が日本公演をしていたとは・・(笑)。




ブートCDの裏通り・50

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基本的に映像作品はオフィシャルもブート盤も購入しないようにしています。音(楽曲)だけなら”ながら聴き”ができますが、映像の60分なら60分を見続けるのは意外と苦痛です(笑)。とはいうものの、あの「Wardresords」よりRolling Stonesの東京ドーム1990.02/24が【日本限定】は即購入とあいなりました(Pt↑左)。笑ってしまうようなトラブルが生じた02/26東京ドーム公演に続いて、TV放送された02/26に先だっての収録テスト用映像との事です。Amazonサイトでは良い評価を受けていないようで、映像に薄いカーテン状の影が見られ、現代ならこれは×しょう。しかしブート慣れしている身には充分にGoodな内容です。カメラテストとはいえStonesの演奏は手抜きになっていません(!)。セットになっているCD(音源)ではビル・ワイマンのベースラインが良く聴こえます。チャーリーのバスドラの重い事(!)。日本限定発売なので”彼ららしくないミックス”にしているのでしょうか?聴きようによっては過去最高の音源かも知れません。
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ブートCDの裏通り・49

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Pt↑)は、”引退するする詐欺”のレベルとなったエリック・クラプトン御大の2017年3月のニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン公演です。4月にはL.A公演も予定されていたようですが、御大の体調不良により延期となったようです。右が3/20のMSGで西新宿の某店舗で購入したものです。左の3/19・3/20の4枚組・2日間はR仕上げの事もあり見送ったブツなのですが。知人が「ECの新作をオークションで落札」という事で廻ってきたCDRです。とっととPCに取り込んでお返しいたしました(苦笑)。ブートCDに正規盤もへったくれもないのは判りますが・・・。
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確証こそ無いものの、このPt↑)の4枚組はコピーされたブツだと思われます。元々『Uxbridge』レーベルはCDR仕上で音源もやや落ちるのですが、ここまで盤面の仕上が雑ではありません。じっくり見るとジャケ写&文字フォントの輪郭がボケています。ブートマニアなら誰もが一度や二度はやられる話なのですが、せめてジャケ写の修正くらいはやって欲しいものです。オークション掲載Ptではまず判りませんね(笑)。

ブートCDの裏通り・48

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Pt↑)は西新宿某店舗よりの2017年の初荷(?)です。P↑)右は1976年03月の「SANTANA」札幌厚生年金会館、左は1976年2月の武道館公演、因みに台紙にしたのは1973年公演のオフィシャル【ロータスの伝説】です。この札幌公演はド外れたブツで、SANTANAの売りでもあるパーカッションがしっかりと録られ、パーカツ廻りの迫力は”オフィシャルのロータス”がおとなしく聞こるほどです。札幌厚生年金会館はさして大きな箱ではないのですが、テインバレス音やカルロスのギター・トーン(Yamaha)お見事です!。ガタガタ言わないで黙って聞けってやつです。これが1976年の隠密とは・・。
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このなのが出てしまったら「武道館1976」の方は、悪くはないのですが76年の隠密録音と聞かされれば、”そうだよねぇ”と納得してしまう音です。それでもヤフオクではトンデモナイ価格になっていましたが・・。札幌1976と音のニュアンスが似ている感があるのが”1973年のChicago札幌厚生年金会館”です。これもレベルの高い作品です。某店舗のHPを確認すると”PInk FLoydの1972年の中島スポーツセンター”も同じ録音者とありました。1972、73、76年とどのような器材を使ったのでしょうか?まさかリール・デッキでは・・(苦笑)。

ブートCDの裏通り・47

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2016年11月13日。スーパースターミュージシャンがまた一人逝ってしまいました。Leon Russel(享年74歳)。最近は隠遁状態(?)で話題になることも少なかった様ですが・・。1973年の武道館公演でグランド・ピアノの上で長髪を振り乱してレスポールを弾く姿は今でも覚えています。PT↑)の”Maddogs and Englishmen”にメンバーには、後に有名になる連中が多数含まれています。逝ってしまった人:レオン・ラッセル。ジョー・コッカー。ボビー・キース(ストーンズのサックス)。カール・レイドル(ベース)。現役活躍中:リタ・クーリッジ。クリス・ステイントン(ECバンドのピアノ)等々。レオン御大は人脈が広く、あのVenturesの”十番街の殺人”ではオルガンを弾いています。他人への提供曲も多く、御大の作品「スーパー・スター」ではカーペンターズは♪♪もう一度逢いたいの♪♪と歌いリタ・クーリッジは♪♪もう一度寝たいの♪♪と歌います。どちらが”らしい”と言うなら明らかです。
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武道館に上階から見た御大の姿は覚えていても日付は覚えていないもので・・(笑)。Pt↑左)新宿某店舗に1973年の武道館公演の2日目の音があるとの事で試聴させてもらいました。流石に1973年のカセット録音にはキビシイものがあります。これでは当時日本だけで発売(Pt↑右)になった”Live in Japan”からのCDで我慢です。*何処かにあるはずなのですが・・2010年のエルトン・ジョンと御大の共演CDは御大晩年の最高傑作です!

ブートCDの裏通り・45

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公式盤で1977年にLP「ビートルズ・スーパーライヴ」として発売された音源が年月を経てCD「Live At The Hollywood Bowl」として再発売となりました。音源は1964・1965年のロスアンゼルス・ハリウッド・ボウルのコンサートが編集収録されていますが、それ以前からブートの世界では元ネタ音源が流通していました。ブートLP時代まで遡ればラジオ深夜放送でブートが放送されていたのですから、いい時代でした(笑)。Pt↑)は1965年8/30と1964年8/23が収録されたYellow Dog盤。1977年のLPと1964年8/23、1665年8/29&30に増えたQuater Apple盤。40周年記念(?)盤のSweet Zapple Boxには1964.年8/23のMono MixとStereo Mixが収録されています。これらのCapitol音源から造られたのが1977年のLPで、今回は更に最新技術でグレード・アップさせたのがウリのようです。さて40年の技術進歩とはいかがなモノなのでしょうか?
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現在日本でのBeatles音源はUSMジャパン&ユニバーサル・ミュージック合同会社というボリ会社の扱いですが、40年も前の30分程度の音源が不必要なSHMCD仕上で¥2730(税込)というとんでもない価格で発売とはいい度胸です。ショップのポイントがなければ購入見送り必至でした(苦笑)。さて内容は…。リンゴのバスドラとポールのベースは良く聞こえる様になり、音は整理されて”いわゆる良い音”になっています。数々のブートと比べて褒められるのはこれだけでしょう(!)。いじくりまわし過ぎて肝心のライブ感が薄れ観客を含めての会場の熱気が感じられません。これを”感激”だの”最高”だのいう輩もいるでしょうが、正直”ライブ感”ではブート音源の方が魅力があります。どう頑張っても批判されるのはBeatles関連の宿命ですが、ジャケ写は変な写真に変更されるなど古くからのファンにはガッカリ要素満載です。

ブートCDの裏通り・43

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Pt↑)は”Top Gear”と称するメーカーのLed Zepplinスペイン製(?)CDです。 現在(6/30)Amazonの通販で¥4480(右)と¥5980(左)で掲載されています。どう見たってこれはブートですねっ。手違いor勘違いなのでしょうが”あの”Amozon通販に掲載されてしまう事があるようです。因みに右は1669年10月のパリ公演、ラジオ放送音源でしょう。左は1970年9月のLos Angeles Forum公演、マニアには”BlueBelly Hill"として知られる超有名音源です。ライブバンドとしてのZepのピークの演奏なので音質はともかく内容が悪い訳がありません。…(カ●ハシ・レコードの通販サイトではお安く売られているようです)…
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西新宿某店舗のギフトCDRに面白いブツがありました。1976年のZepの映画=『永遠の詩(狂熱のライヴ)』=のサントラ盤で1973年のNY公演です。LPそのままでCD化→2007年にボートラ6曲追加で「最強盤」として再発されてきましたが、全曲収録でも演奏順でもありませんでした。それをまぁ、どこかの阿呆が”オリジナル・リリース40周年記念”とかであっちこっちから集めた音源を切り貼りやら並べ替えの技を駆使してコンサートのフル再現しています。これが思いのほか内容が良く充分楽しめます(!)。こういう阿呆なら大歓迎です。

ブートCDの裏通り・42

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"BEACH BOYS  '69"のLPジャケに”Brian Wish You Were Here”とありますが、カリフォルニァの小太りのガキどもがこんな事になろうとは誰が予想したでしょうか…?。Wilson3兄弟で最初に死ぬと思われた長男が生き残り、「The Beach Boys」の名義はもっていかれ泥沼の訴訟合戦!2012年の50周年記念ツアーではポンコツ・メンバーまで再登場させて仲直り。と思えば記念ツアーが終了すると再度の分裂(!)。アメリカのショー・ビズの悪い見本のようで”サンシャイン・カリフォルニア”のイメージは毛頭ありません。まさに”Carl Wilson Wish You Were Here”です。油断していたのですがBrianが11年振りに来日していたのですねぇ。東京&大阪で3日間…。音だけは速攻で登場するのですから良い時代(笑)になったものです。
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私見ですが…。天才メロディ・メーカーとしてはPaul McCartneyとBrian Wilsonを外すことはできません。そのブライアンが歌い彼をリスペクトするミュージシャンが後ろを努め、盟友Alan Jardine(とその息子)までいるのではないですか…。今回は”Smile”の再演ではなく”Pet Sounds”の再演となっており、これで内容が良くない訳がありません!。その昔、Beach Boys江の島コンサートではピアノの前でピクリともせずの”お地蔵さん”状態。”Cocomo”のヒットでの来日公演ではBrianのみがドタキャン、2000年にソロでが初来日でした。それから18年。良く生きているものです。
『名盤』と評される割には、何がどう名盤なのかは説明が難しい作品が”Pet Sounds”です。ゴミ音楽評論家は”歌詞など情緒的な部分”を評価していますが…。コーラスの和声が変、ドラムが入っていない、コードに関係無いベース音の進行など、ポップ音楽的には『変な作品』です。独特な”フワフワ感”は最初は「気持ち悪い」としか思えないのですが、「気持ち悪い」と評した音楽評論家はいません(笑)。

ブートCDの裏通り・41

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まぁ、2年前の来日公演、昨年のロンドン公演の内容から予想はついていましたが、新曲が数曲は入っただけで他は"こんなもんでしょう!”…。それにしてもアンコール曲が他人任せと云うのはどんなもんですかねぇ?驚きは某店舗で映像のブート(なんと素早い!)を覗き見しましたが、この日だけなのかEC御大の服はジャージ姿(それもアディタス)なんです。コンサート中盤でシャツを脱いでのTシャツ&ジャージ姿は朝の公園のジョギング爺さんといった感じです。昔はアルマーニ姿で颯爽と登場した御大がなんの理由か”ジャージ姿”とは…。
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これらのPtは速攻で登場した西新宿某店舗の2016年武道館公演のCDR&CDです。東京のみの5回公演なので”全日程豪華映像付きBOX仕上げ”も遅からず登場するのでしょうが、このスピードでの発売は頭の下がります。CDRはこの店舗の販促品(?)で基本非売品なのですが、これでも充分な録音状態です。文字ジャケがプレスCD仕上とは録音内容が格段に違うような…気がします(笑)。望むのは酷ですが爺さんの演奏に昔の面影は失せ、ナツメロ感に溢れるバンドになっているようです。次の日本公演があるのなら、キャパ1万人の武道館はやめて小さな箱がよろしいのでは…。

ブートCDの裏通り・40

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ECの日本公演も終わり都内某所では全5公演のブツが出まわりだしたようです。早速4/13の武道館初日のプレス盤を購入してみました。音の良いこと(!)これで隠密録音とは流石です。Pt↑)左はTEDESCHI TRUCKS BAND - BUDOKANの武道館・2016.4/1です。Derek Trucks。10代で天下のAllman Brothers Bandに加入ですからねぇ。そのDerek も39歳とは、感慨深いものがあります。実はDerek TrucksのCDは妙な中近東系音楽(?)があったりで好きではありませんでした。例外は2006年にECとの来日公演…。、あのDominos大会は凄かったのです。「偉そうに武道館で単独公演かよっ」と思って購入したのですが…。冗談抜きでこれ凄いんです!Leon Russell やJoe' Cockerの”Mad Dogs & Englishmen”を彷彿させる感じでグイグイきます。1曲目)ボーカルが終わって~Derekのスライド~涙がでそうです。大所帯(12名?)バンドのグルーブも素晴らしく録音状態も完璧です。欲を言うなら奥さんのボーカルが絶叫型(やや単調)で、Bonnie Rait的な感じであればなぁ…。このCD完売しますかねぇ(笑)。ZepやナツメロStones以上に聴いて欲しいもんです。

ブートCDの裏通り・39

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2016 年4月13・15・16・18・19の5日間でEC御大の日本公演(武道館)が予定されています。という事で、シンコーミュージックより【クラプトン・イン・ジャパン】なるムック本(¥2200別)が発売されておりました。、1974年の初来日公演から2014年(前回)までの告知ポスターやらステージ写真やら、圧巻は全公演日のセットリストや全曲目・演奏回数ランキング等々、使用ギターの変遷もあり「こんな本売れるのかぁ!」という内容です。これでブートの一覧があれば…。そうもいきません。Beatleg誌 2004 Janには1974~2003年までの来日公演ブートが掲載されており重宝しております。
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それにしても2014年の来日公演は”神は死んだ”と思えるくらい。音だけ聴いてもソロはそこそこで、ミストーンを多発。”インフルエンザ”で絶不調だったらしいのですが…。”もうだめなのかぁ”と思っていたら2015年5月のロンドン公演では別人の復活劇(!)。さて、今回はどうなることでしょう…?

ブートCDの裏通り・37

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2013年12月にiTunesストアからのDLのみで配信リリースされた”Archive Recordings 1963”は、初登場のスタジオ音源や音質向上のBBC音源がデモ等が含まれていました。Pt↑左)はブートとして後に発売されたブツです。あろうことかDL音源での不完全部分を補填修正するなどの編集がなされています。あっぱれです(笑)。続編が期待されたのですが翌年以降ののオフィシャル配信は何故かありませんでした。”~ 1964”はブートでの独自企画で、『続編はこんな感じだよなっ』的な発想で構成されています。これが意外とアウトテイク音源満載の充実内容なのには笑えます。
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ある意味、ブート業界の企業努力に対して正規発売の情けないこと(!)。なにが”こんなビートルズ、見たことない””でしょうネッ。DVDは画質こそアップしているもののほとんどが過去に出回ったものです。CDに至っては「2015年最新ステレオミックス、日本盤はSHM仕上」…有り難くもなんともありません(笑)。元マスターは同じなので少しばかり化粧方法を変えただけです。こんなユニバーサル・ミュージックのおっさんの財布狙いの阿漕な商売はいつまで続くのでしょうか?この阿漕な商法に比べるとブートの方が良心的にすら思えます。

ブートCDの裏通り・36

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昔は”来日しない最後の大物バンド”なんて言われましたが、リズム隊の二人が存命中の来日公演が見たかったものです。1970年公開の映画”ウッドストック”にThe Whoが登場、「お前!ギブソンSGになんてことをするんだ!」と思ったのが最初ですかねえ(苦笑)。映画での演奏曲、Summer Time BluseのSingを嬉々として購入するとコレがLeedsでのLiveで…。いい加減な時代でした(笑)。この”Live at Leeds”も手を変え品を変えいろいろと発売されましたね。最初は当然LPで→ADDでのCD化→25周年記念盤→訳あり&反則技を駆使したDeluxe Edition→1日違いのHull大学でのLive盤。Tommyの曲位置が違ったり、掟破りの編集がされたりで難あり続きでした。で、ブートの出番ですが…。Midas TouchのLeeds Completeは針音プチプチで集中できません。という事で、最も安定しているのが某店舗でのギフトCDRという笑えない状況になっています。(TSP Amsterdamも進化しませんかねぇ?)
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ブートCDの裏通り・35

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どうなっているんでしょうねぇ(笑)懐かしの音源が新作ブートとして再登場です。。Pt↑)は元ヴァニラ・ファッジのティム・ボガード(B)とカーマイン・アピシィ(D)の強烈リズムセクションとジェフ・ベック(G)での我儘放題の「ベック・ボガート&アピシィ(BBA)」のLiveブートの数種類(3枚が最近のモノ)です。特に新作の1974年1月26日のロンドンでのライブはなかなかのモノです。リールテープやカセット録音のアナログ録音はデジタルに比べて低音部が痩せがちなのですが、アピシィの”ウリ”のバスドラのキックこそ弱いものの、迫力の音源です。曲数も増えているようなので、これで当日の全曲なのでしょうか?
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なにせ活動期間が1972年~1974年でスタジオ盤が1枚しかない、いかにもジェフ・ベックのバンドと言う感じです。奇跡(?)の1973年の日本公演(大阪)は日本限定で発表され、2013年には曲順をコンサート通りに戻したCDが発売されています。当時は単純に”すんげぇ~”と思ったのですが、年を経ると”よくもまぁ勝手放題の3人が演ったものだ”と感心します。3人編成なのにスカスカ演奏にならず意外なほど緻密な構成なのは流石です。それでもこんなリズム・セクションとは演りたくありませんねっ。Pt↑)はBBAの日本公演とVanilla Fudgeの”Near The Beginning"(LiveのBreak Songのボガードとアピシィのリズム隊は”すんげぇ”です)、CactusのLive盤(安い再発盤ではなくPhino盤)です。ティム・ボガード(B)とカーマイン・アピシィ(D)は現在もVanilla Fudgeで活動中なんですねぇ。このBBAはベックのバンド遍歴からも明らかに”異質”です。BBAの空中分解はむしろベックの方が首になったのかも知れません。
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