上野恩賜公園内の徳川家康・吉宗・慶喜公を祀る上野東照宮は4年に渡る改修工事も 完了して煌びやかな姿を見せています。な
んとなく京都的な臭いもあるのでしょうか、最近は外人観光客の姿も多く見かけるようになりました。御朱印授与所も建て直され東照宮創建以前からの樹齢600年を超える大楠の回廊も整備されました。
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回廊には先には唐突として『栄誉大権現』が祀られています。この神様は「お狸様」「夢見狸」と呼ばれ、江戸時代にはるばる四国からやってきた四国八百八狸の総帥で江戸城で大暴れして追放され、その後も安置された大名、旗本諸家を次々と潰した大悪狸なのです。かなり具体的ですがこの伝承を聴いたことはありません。
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こちらがご神体の「お狸様」です。明治以降は鳥越神社に鎮座するものの災いは続き、大正年間にこの地に落ち着くと一転して「ありがたいお狸様」に変貌。「他を抜く」という縁起から強運開祖や受験の神様として信仰されたようです。柳森神社の福寿狸大神は崇められ、こちらのお狸様は四国からやって来て(蜂須賀家?)江戸の街で大暴れして追放とは波乱万丈です。この地への鎮座は大正年間との事で、賽銭箱や屋根の部分には葵の御紋が付けられ徳川家の守護神として認められたようです。
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んとなく京都的な臭いもあるのでしょうか、最近は外人観光客の姿も多く見かけるようになりました。御朱印授与所も建て直され東照宮創建以前からの樹齢600年を超える大楠の回廊も整備されました。
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回廊には先には唐突として『栄誉大権現』が祀られています。この神様は「お狸様」「夢見狸」と呼ばれ、江戸時代にはるばる四国からやってきた四国八百八狸の総帥で江戸城で大暴れして追放され、その後も安置された大名、旗本諸家を次々と潰した大悪狸なのです。かなり具体的ですがこの伝承を聴いたことはありません。
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こちらがご神体の「お狸様」です。明治以降は鳥越神社に鎮座するものの災いは続き、大正年間にこの地に落ち着くと一転して「ありがたいお狸様」に変貌。「他を抜く」という縁起から強運開祖や受験の神様として信仰されたようです。柳森神社の福寿狸大神は崇められ、こちらのお狸様は四国からやって来て(蜂須賀家?)江戸の街で大暴れして追放とは波乱万丈です。この地への鎮座は大正年間との事で、賽銭箱や屋根の部分には葵の御紋が付けられ徳川家の守護神として認められたようです。
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