旅の案内人・リターンズ

「NPO江戸東京文化研究会」のスタッフ日記です。観光案内にないような話も…

山梨県

2019夏・河口湖自動車博物館

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年間で1ヶ月、それも8月だけの限定オープンの博物館が河口湖にあります。「河口湖自動車博物館」には2013年8月以来の訪問となりました。前回は時間の関係で「飛行館」のみでしたが、今回は「自動車館」含め約2時間キッチリと見てきました。それでもマニアの諸兄は”2時間では足りん!”と云う方も多いでしょう(笑)。Pt↑)は「飛行館」ですが「自動車館」もこれはこれで凄くて、1886-2000年代の車がビッシリ展示してあります。一世風靡したフェラーリやらランボルギーニやら…。こちらもマニアには堪らないでしょう。
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8月のみのオープンってのは厄介なもんで、夏休みやらお盆やらで気が付くと8月も終わり「来年こそ!」となりかねません。しかしまぁ少しは涼しいかと思った河口湖周辺は35℃もありました(苦笑)。この博物館には約束事があって、館内の撮影はスマホと携帯電話に限られ、他のカメラ類での撮影は不可なのです。スマホの解像度では細部まで写せないのですが、決まりは決まりという事で…。Pt↑)は零戦の21型の空母搭載用に翼端が折りたためるようになっています。明るいグレー塗装の零戦は珍しく、国内での実機はこれだけだと思います。
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前回と違うのは陸軍一式戦闘機・隼の展示が加わっていました。陸軍の隼と海軍の零戦の揃い踏みはワクワクしてしまいます。目の前で見る実機はペラペラ感が強く、極限まで軽量化された機体は”これで大丈夫なのか?”と思ってしまいます。隼の実機は知覧に映画撮影用の3型の実寸模型があるくらいで、恐らく日本ではここだけでしょう。
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どこにもマニアはいるもんで、全くの初対面の方と長々と話し込んでしまいました。8月1ヶ月しかオープンしていない博物館にわざわざ出かけてくるのですからかなり詳しい方でした(笑)。そうは云っても零戦.32型を見に大刀洗へ、紫電改を見に愛南町へ、飛燕を見に各務原へと出かけた身とすれば他人のことは云えません。Pt↑)は三菱の一式陸攻の爆撃機で現存する唯一の機体だそうです。機体譲上方にはロケット式特攻機「桜花」が展示してありますが、1200㌔超えの機体を吊り下げての飛行は相当の無理があったのでしょう。
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自動車館(別料金)も車マニアにとっては垂涎もの展示ばかりでしょう。お目当の飛行館には零戦21型、52型、キ43隼、一式陸攻で、他には93式中間練習機(赤トンボ)、F86ブルーインパルス塗装、ロッキードT33などなどと、博物館の規模などは各務原に譲りますが、個人でこの規模の展示収集には驚きの連続です。残念ですが旧軍機がお目当てなので自動車館は割愛します(笑)。Pt↑)のパンフレット写真とPt↓)で雰囲気だけでも…。
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甲州市・恵林寺

130829_1130829_2山梨県甲州市塩山の乾徳山・恵林寺は武田信玄、甲斐武田家の菩提寺として知られる臨済宗妙心寺派のお寺です。創建は1330年(元徳3年)とされ、武田信玄の墓所や国の名勝に指定された「庭園」をはじめ数々の重要文化財や県指定の文化財が残されています。町村合併で名称変更になっていますが甲州市より塩山市の方がしっくりくるのですが、とかくこの近辺から甲府、諏訪にかけては何かというと”武田信玄”が登場します。信玄公の隠し湯なんてその代表格で、信玄餅なんてのもそうかも知れません。閑話休題。恵林寺は写真の様に味わいのあるお寺です。特に恵林寺庭園の見事さは京都のお寺にも引けを取りません。左)恵林寺と書かれた石柱のある御門です。ここから右)国重要文化財の『四脚門』まで300mほどの杉の巨木の並木が続きます。

下左)県文化財の『三門』です。…安禅不必須山水 滅却心頭火自涼/あんぜん かならずしも さんすいをもちいず しんとう めっきゃくすれば ひもおのずから すずし…の有名な語句はやせ我慢の極地です。
下中)三つの門を過ぎると正面に『開山堂』があります。夢窓国師、快川和尚、末宗和尚の三像が安置されています。
下右)『乾徳山・恵林寺』です。前庭の石碑は当然のことですが”信玄公遺言”です。
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河口湖飛行館の零戦

130828_4130828_5年間を通してほんの一ヶ月しか開館していない博物館が河口湖にあります。『河口湖自動車博物館』は8月のみオープントいう稀な博物館です。左は自動車館の入口で、なんと玄関の上にかっての空自の主力戦闘機”ロッキードF104/複座なのでF104DJ”がデンと置いてあります。こちらには「自動車館」と「飛行館」があり、各入場料が¥1000となっていました。今回は『零戦』が目的なので自動車館はパス、写真右(屋根にF86が見えます)の飛行館のみです。入口には…携帯電話での写真撮影のみ可、一眼デジカメ、Iパッド等のカメラ関係は持ち込み禁止…との掲示があります。キビシイようですが影禁止よりマシです。中に入ると理由は”なるほど”と思います。10人中マニアが7人他が3人という感じで、浅い知識を声高々にひけらかす航空マニアに溢れています。これで3脚&フラッシュを開放したらとんでもないことになるでしょう。まるで体育館の様な館内には、52型&21型の零戦。93式練習機、復原中の零戦、1式陸攻の胴体、1式戦闘機の尾翼部分などが展示されています(靖国神社の零戦はここの出身です) …館内にもなにげに掲示がありましたが、日本にはキチンとした戦争資料館が存在せず、思い浮かぶのが「靖国神社・遊就館」と「知覧・特攻記念館」くらいとは残念な限りです…太平洋戦争中の日本はすべてが『悪』だとしてきた教育によるのでしょうが、思えば馬鹿げた話です。 *博物館は今年も8月31日を持って休館になるようです

左)52型零戦です。これは中島航空機製でした。カウル下方が外されエンジンが見えます。
中)21型零戦です。真珠湾作戦時の塗装になっています。翼端がたためる艦上戦闘機仕上げです。
左)手前が復原中の零戦の骨格。奥に見えるのは52型、A1の尾翼が21型の零戦です。
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